近年増え続けるゲリラ豪雨や台風の大雨！リスクを想定した店舗を守る備えは出来ていますか？｜三洋スーパースタンド情報コーナー

毎年やってくる梅雨。梅雨がないとされている北海道以外では、大雨対策が必須になってきています。
ほぼ毎年のように発生している梅雨時期の大雨災害にどんな対策をしていますか？

そもそもゲリラ豪雨って何？

近年、ニュースで良く耳にするようになった「ゲリラ豪雨による冠水被害や土砂災害」ですが、この「ゲリラ豪雨」とはどんな雨なのでしょうか？

ゲリラ豪雨という表現は気象用語ではないため、予報では「局地的大雨」「急な大雨」と言い「散在する降水域が２０～３０キロメートル四方の広さに点在し、狭い範囲に短時間、激しい雨が降る現象」のことです。
これと似た大雨に「集中豪雨」があり、これは「線状の降水帯が数時間停滞することで、広い範囲に長時間、激しい雨が降る現象」とされています。

この「線状降水帯」という言葉もよく耳にするようになりましたよね。この２つの現象が、豪雨による冠水被害や土砂災害を増加させているんです。

局地的大雨と集中豪雨はなぜ発生するの？

では、どうして局地的大雨と集中豪雨がこれほどまでに発生するのでしょうか？まずはその発生メカニズムから見てみましょう。

強烈な日差しが地表を熱することで地上付近の空気が温められ、軽くなった空気は上昇し、上昇気流が発生。
この上昇気流によって雲の層は分厚くなり、積乱雲を発生させます。積乱雲は俗にいう雷雲。これが発達して大雨を降らせるという仕組みです。

この積乱雲から降り始めた大雨によって、今度は下降気流が発生するため、３０分から１時間程度で積乱雲は消滅してしまうんです。
突然大粒の雨が大量に降ってきて短時間でピタッと止んでしまうことから、「局地的大雨」をゲリラ豪雨と呼ぶようになったんですね。また、積乱雲が同じ場所でどんどん新しくでき、大雨が数時間程度続く現象を「集中豪雨」と呼んでいます。

一昔前より「局地的大雨」や「集中豪雨」が頻繁に発生し、大雨被害が増えているのは、地球温暖化が原因と考えていいのかもしれませんね。

大雨による店舗の被害

大雨の年間発生率・降水量ともに、１９８０年頃と比較して、約２倍程度に増加しています。（気象庁より）これにより河川の氾濫による洪水や浸水、地すべり、がけ崩れ、土石流などの災害が各地で増え続けています。
店舗では、浸水による店内商品の被害に留まらず、陳列什器、冷蔵、厨房設備等への甚大な被害と損害を与えるケースが発生しています。

そこで、河川などが近い地域、過去に浸水したケースがある地域の店舗では、被害を最小限に抑えるために、大雨が予想された時点で、備えをしっかりしておく事がとても重要なのです。

浸水による店舗被害への備え

店舗での浸水被害を抑えるには、やはり水の侵入を抑えることが最も重要です。そのためには、まず流入口をふさぐこと。そして流入口に水を近づけないこと。もっともポピュラーな方法は、土のうの積み上げですよね。

けれど、普段使わない土嚢の保管場所を確保するのは現実的ではありませんし、実際タイムリミットがある中で重い土のうを移動したり積み上げたりする作業は危険を伴う上に大変な労力が必要です。また、土のうが無い場合には、早急な手配と確保等が必要ですが、緊急時に必要量がすぐに揃うかどうかもわかりません。
そこで当社では、陳列台や店舗用備品の販売だけに留まらず、近年急増している店舗の浸水対策としてご利用いただける画期的な商品の販売を開始いたしましたのでご紹介いたしますので、浸水被害の備えとしてぜひご検討ください。